健康診断はなぜ必要?「受けている人」と「受けていない人」の違いを解説

院長ブログ

こんにちは!所沢いそのクリニック院長の磯野誠です。

「体調は悪くないし、健診はまた今度でいいか」
——そう思ったまま、気づけば数年受けていない。そんな方は決して少なくありません。

しかし、健康診断で見つかる病気の多くは、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません
高血圧・糖尿病・脂質異常症・慢性腎臓病、そして早期のがん。
これらは「調子が悪くなってから病院に行く」というスタイルでは、進行してから見つかることになりがちです。

この記事では、健康診断を「受けている人」と「受けていない人」で何が変わるのか、当院の健診メニュー、そして事業者に課されている健診の実施義務まで、まとめて解説します。

健診を「受けている人」と「受けていない人」の違い

同じ病気にかかったとしても、健康診断を毎年受けているかどうかで、病気が見つかる「段階」が大きく変わります
両者を比べてみましょう。

🚫 数年受けていない人
  • ✗ 症状が出て初めて病気に気づく
  • ✗ 発見時にはすでに進行していることがある
  • ✗ 選べる治療の選択肢が限られやすい
  • ✗ 入院・手術など、体・時間・費用の負担が大きくなりやすい
  • ✗ 自分の「基準値」がわからず、変化に気づけない
✅ 毎年受けている人
  • ✓ 症状が出る前の段階で異常を発見できる
  • ✓ 早期であるほど治療の選択肢が多い
  • ✓ 生活改善だけで済む段階で対処できることも
  • ✓ 通院・治療の負担を小さく抑えやすい
  • ✓ 毎年の数値の推移から、小さな変化を捉えられる

特に見落とされがちなのが、最後の「数値の推移」です。
1回きりの検査では基準値内でも、数年かけてじわじわ悪化している数値は、毎年受けている人にしか見えません
健診は「今年の合否判定」ではなく、自分の体の定点観測なのです。

⚠ こんな方は特にご注意ください
  • 健診を2年以上受けていない
  • 個人事業主・フリーランス・専業主婦(主夫)で、受診の機会がそもそもない
  • 50歳以上の男性で、PSA(前立腺がんの検査)を一度も測ったことがない

当院の健康診断メニューと料金

当院では、目的に応じて2つのセットをご用意しています。Aセットは労働安全衛生法に基づく定期健康診断・雇用時健診に対応しており、企業にお勤めの方・事業者の方にもご利用いただけます。

項目 Aセット
14,000円(税込)
Bセット
9,000円(税込)
診察・測定
問診・診察
身長・体重・BMI・腹囲
血圧測定
視力
聴力 ●(オージオメーター) 会話法のみ
検査
尿検査
血液検査(肝機能・脂質・血糖など)
心電図
胸部X線
対応する健診
定期健康診断(法定)・雇用時健診

※検査項目・料金は変更となる場合があります。最新の内容は当院ホームページまたはお電話でご確認ください。

受診の流れ

  1. WEB予約予約ページからご希望の日時をお選びください
  2. 来院・受付:プライバシーに配慮し、番号でお呼びしています
  3. 問診・検査:選択されたセットとオプションを実施します
  4. 結果のご説明:後日、医師がご説明します(郵送も可能)

お忙しい方には、結果の郵送サービスをご用意しています。受診日に、切手を貼りご住所を明記した返信用封筒をお持ちください。

泌尿器科クリニックで健診を受けるメリット

① PSA(前立腺がんの検査)を当日3,000円で追加できる

PSA(前立腺特異抗原)は、前立腺がんの早期発見に用いられる血液検査です。
早期の前立腺がんは自覚症状がほとんどなく、PSAの数値をきっかけに見つかるケースが多くを占めます。
一般的な会社の定期健診には含まれていないことが多いため、50歳以上の男性、ご家族に前立腺がんの方がいる場合は40代からの測定をご検討ください。
当院では健診当日にオプション(3,000円・税込)として追加できます。

② 尿検査の異常を専門医がそのまま精査できる

健診の尿検査で尿潜血や尿蛋白を指摘された場合、その先の精密検査は泌尿器科・腎臓の専門領域です。当院は泌尿器科専門医が在籍し、エコー・X線・CTを院内に備えているため、健診で異常が出た場合も、別の医療機関を探し直すことなく精密検査まで一貫して対応できます。

✅ 当院の健診のポイント
  • 法定健診・雇用時健診対応のAセット(14,000円)
  • PSAを当日オプション追加できる(3,000円)
  • 尿検査・PSAの異常値は泌尿器科専門医が院内で精査まで対応
  • 結果の郵送サービスあり

事業者の方へ:健康診断は法律上の義務です

従業員を雇用している事業者には、労働安全衛生法(第66条)に基づき、年1回の定期健康診断雇い入れ時の健康診断の実施が義務づけられています。これは企業の規模を問わず、従業員が1人でも対象です。

  • 正社員だけでなく、労働時間などの条件を満たすパート・アルバイトの方も対象になります
  • 常時50人以上の労働者を使用する事業場では、健診結果の労働基準監督署への報告も必要です

※対象者の範囲や報告義務の詳細は事業場ごとに異なります。実務上の運用は社会保険労務士等の専門家にご確認ください。

当院のAセットは定期健康診断・雇用時健診に対応しています。事業者さまで、従業員健診の受診先をお探しの場合はお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 健康診断の料金はいくらですか?

A. 定期健康診断(法定)・雇用時健診に対応したAセットが14,000円(税込)、簡易検査のBセットが9,000円(税込)です。オプション検査の追加も可能です。
 

Q. 症状が何もなくても受ける必要はありますか?

A. 必要です。高血圧・糖尿病・脂質異常症・慢性腎臓病・早期のがんなどは、初期にはほとんど自覚症状がありません。症状が出る前に見つけられることが健診の最大の価値です。
 

Q. 個人事業主・フリーランスですが、受けたほうがいいですか?

A. 強くお勧めします。会社員と違って受診の機会が自動的には用意されないため、未受診期間が長くなりがちです。年1回、ご自身で受診日を決めて習慣化してください。当院ではWEB予約で受診いただけます。
 

Q. PSA検査は追加できますか?

A. はい。オプションとしてPSA(前立腺腫瘍マーカー)を3,000円(税込)で追加できます。泌尿器科専門医が在籍しているため、異常値が出た場合も精密検査までそのままご相談いただけます。
 

Q. 結果は郵送してもらえますか?

A. はい。受診日に切手を貼りご住所を明記した返信用封筒をお持ちいただければ、郵送でお届けします。

まとめ:健診は「体の定点観測」

  • 健診で見つかる病気の多くは、初期には自覚症状がありません。「症状が出てから」では選択肢が狭まります。
  • 毎年受けることで、数値の推移という「自分だけの基準」が手に入ります。
  • 当院ではAセット(14,000円)・Bセット(9,000円)に加え、PSAオプション(3,000円)で前立腺がんのチェックも可能です。
  • 事業者には法律上の健診実施義務があります。従業員健診もご相談ください。

所沢市・東所沢をはじめ、入間市・狭山市・東村山市・清瀬市・東久留米市・富士見市・ふじみ野市・川越市方面からも多くの方にご来院いただいています。「最後に健診を受けたのはいつだったか思い出せない」という方こそ、この機会にぜひご予約ください。

この記事を書いた人
院長 磯野誠

 
略歴
・防衛医科大学校卒業 医師免許取得
・研修医(防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院)
・陸上自衛隊武山駐屯地医務室(神奈川県横須賀市)で総合診療に従事
・専修医(防衛医科大学校病院)で泌尿器科診療に従事
・陸上自衛隊善通寺駐屯地医務室(香川県善通寺市)で総合診療に従事
・防衛医科大学校医学研究科
・デュッセルドルフ大学泌尿器科学講座(ドイツ連邦共和国)で泌尿器科がんの研究に従事
・陸上自衛隊第11旅団司令部(北海道札幌市)医務官
・恵佑会札幌病院泌尿器科、札幌医科大学病理学第一講座で泌尿器科がんの診療・研究に従事
・我孫子東邦病院泌尿器科で女性泌尿器科・前立腺肥大症・尿路結石の診療に従事
・所沢いそのクリニック開院

資格・所属学会
・医学博士
・日本泌尿器科学会 専門医・指導医
・日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医
・日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器ロボット支援手術プロクター(手術指導医;前立腺・膀胱、仙骨膣固定術)
・日本内視鏡外科学会 技術認定医
・日本透析医学会
・日本生殖医学会
・日本メンズヘルス医学会 テストステロン治療認定医
・ボトックス講習・実技セミナー(過活動膀胱・神経因性膀胱)修了
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア講習修了
・臨床研修指導医

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