PSAが高かったらどうなる?検査・治療の流れと「前立腺肥大症」との違い

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The Stage III Prostate Cancer 3D rendering

こんにちは!院長の磯野 誠です。 今回は、「診断後の流れ」と、よくある疑問「前立腺肥大症との違い」についてお話しします。

検診で「要精密検査」となっても、焦らず正しい手順を踏めば大丈夫です。

前立腺がんが見つかるまでのステップ

血液検査でPSAが高い場合、いきなり手術などの治療になるわけではありません。段階を踏んで確認していきます。

  1. PSA検査(血液検査): スクリーニングの入り口です。

  2. MRI検査(画像検査): 前立腺の中にがんの疑いがある場所がないか確認します。

  3. 前立腺針生検: 組織を一部採取して顕微鏡で調べます。ここで初めて「確定診断」となります。

治療法に「たった一つの正解」はありません

もしがんと診断されたとしても、治療法は一つではありません。 がんの進行度、年齢、ライフスタイルに合わせて、最適な方法を選んでいきます。

  • アクティブサーベイランス(監視療法): 進行が非常にゆっくりな場合、あえて治療をせず、定期検査で様子を見るという選択肢もあります。

  • 手術・放射線治療: がんを取り除く、あるいは死滅させることで根治を目指します。

  • ホルモン療法: 男性ホルモンの働きを抑えてがんの増殖を防ぎます。

「仕事を続けたい」「体への負担を減らしたい」など、患者様のご希望に寄り添いながら方針を決めていくのが、現代の治療スタイルです。

「前立腺肥大症」と「前立腺がん」は別物です

よく混同されますが、この2つは全く別の病気です。

  • 前立腺肥大症: 加齢とともに前立腺が大きくなる良性の変化。命には関わりませんが、おしっこの悩みが出やすくなります。

  • 前立腺がん: 細胞が悪性(がん)に変化するもの。

「肥大症があるからがんになる」わけではありませんが、両方が同時に存在することもあります。だからこそ、専門医による見極めが必要なんです。

備えあれば憂いなし

前立腺がんを 「絶対に防げる方法」はありませんが、知識を持ち、定期的に検査を受けることで、命を守ることは十分に可能です。

当院では、患者様一人ひとりの不安に寄り添った医療を提供しています。

  • PSAの値が少し気になる

  • 周りで前立腺がんになった人がいて不安

  • 最近、トイレが近くなった気がする

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。 早期発見と安心のために、私たちが全力でサポートいたします。

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この記事を書いた人
院長 磯野誠

 
略歴
・防衛医科大学校卒業 医師免許取得
・研修医(防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院)
・陸上自衛隊武山駐屯地医務室(神奈川県横須賀市)で総合診療に従事
・専修医(防衛医科大学校病院)で泌尿器科診療に従事
・陸上自衛隊善通寺駐屯地医務室(香川県善通寺市)で総合診療に従事
・防衛医科大学校医学研究科
・デュッセルドルフ大学泌尿器科学講座(ドイツ連邦共和国)で泌尿器科がんの研究に従事
・陸上自衛隊第11旅団司令部(北海道札幌市)医務官
・恵佑会札幌病院泌尿器科、札幌医科大学病理学第一講座で泌尿器科がんの診療・研究に従事
・我孫子東邦病院泌尿器科で女性泌尿器科・前立腺肥大症・尿路結石の診療に従事
・所沢いそのクリニック開院

資格・所属学会
・医学博士
・日本泌尿器科学会 専門医・指導医
・日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医
・日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器ロボット支援手術プロクター(手術指導医;前立腺・膀胱、仙骨膣固定術)
・日本内視鏡外科学会 技術認定医
・日本透析医学会
・日本生殖医学会
・日本メンズヘルス医学会 テストステロン治療認定医
・ボトックス講習・実技セミナー(過活動膀胱・神経因性膀胱)修了
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア講習修了
・臨床研修指導医

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