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病名(男性の泌尿器科)

男性更年期障害

男性更年期障害とは、中高年の男性に現れることがある一連の症状や心身の変化を指します。一般的に、女性の更年期と比べて知名度が低いですが、最近では女性の更年期障害と同様に、加齢に伴う男性ホルモンの低下が様々な症状を引き起こすことが明らかになり、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)という新しい疾患として注目されています。

症状:

・精神的な症状: 抑うつ感、イライラ、不安、疲労感、意欲の減退、集中力の低下、自信喪失など。
・身体的な症状: 疲れやすさ、筋力の低下、体重増加、頻尿、睡眠障害など。
・性機能の症状:性欲の低下、勃起障害。

原因:

主な原因は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の減少です。

診断:

問診、身体の診察を行い、血液中の男性ホルモンの値を調べます。体調が悪く、血液検査で男性ホルモンが低い場合には加齢性腺機能低下症(LOH症候群)と診断されます。

治療:

・生活習慣の見直し: バランスの良い食事、適度な運動、ストレスの緩和、十分な休息が必要です。
・漢方薬やED治療薬、抗うつ薬などが処方されることもあります。
・著しく男性ホルモンの値が低く、症状が強いときには、テストステロン補充療法(テストステロンの筋肉注射を2~4週間おき)を行います。定期的に採血でフォローも行います。保険適応の治療です。


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文責:磯野誠 所沢いそのクリニック 内科・泌尿器科・女性泌尿器科
04-2951-2200