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病名(男性の泌尿器科)

男性更年期障害

大事なお知らせ(2024/8/21更新)
いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
現在、全国的なエナルモンデポの供給不足により、ご来院いただいてもエナルモンデポの注射を行えない可能性がございます。この状況により、患者様にはご不便をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。
代替治療として、当院では漢方薬の処方や男性ホルモンサプリの提供を行っております。これらの治療法も多くの患者様に効果を実感いただいており、安心してご利用いただけますよう尽力しております。
エナルモンデポが十分な数だけ入荷でき次第、ホームページの「お知らせ」よりお知らせいたしますが、現時点で当院でエナルモンデポによる治療をされていた方は50名以上いらっしゃいます。平均すると、1日あたり3-4名の方が注射をされておりました。ですので、例えばもし仮に10人分が入荷できたとしても、それを50人以上の方に公平に提供するのは無理です。
今回の苦肉の対応策として、
エナルモンデポ注射ご希望の方には事前に当院公式LINEの登録をしていただき、注射ご希望日の前日に公式LINEでの問い合わせをしていただきたいと存じます。電話につきましては、当院の電話回線が複数本あるためダブルブッキングする可能性があり、基本的にはお断りしております。翌日にエナルモンデポ注射の予約が入っていたにもかかわらず、何らかの理由で欠品になってしまった場合にはこちらからお電話をさしあげます。
今後とも、皆様の健康を第一に考え、最善の医療を提供するために努力してまいります。何かご不明点やご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
 

 

男性更年期障害とは

男性更年期障害とは、中高年の男性に現れることがある一連の症状や心身の変化を指します。
一般的に、女性の更年期と比べて知名度が低いですが、最近では女性の更年期障害と同様に、加齢に伴う男性ホルモンの低下が様々な症状を引き起こすことが明らかになり、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)という新しい疾患として注目されています。

症状:

・精神的な症状: 抑うつ感、イライラ、不安、疲労感、意欲の減退、集中力の低下、自信喪失など。
・身体的な症状: 疲れやすさ、筋力の低下、体重増加、頻尿、睡眠障害など。
・性機能の症状:性欲の低下、勃起障害。

原因:

主な原因は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の減少です。

診断:

問診、身体の診察を行い、血液中の男性ホルモンの値を調べます。体調が悪く、血液検査で男性ホルモンが低い場合には加齢性腺機能低下症(LOH症候群)と診断されます。

治療:

・生活習慣の見直し: バランスの良い食事、適度な運動、ストレスの緩和、十分な休息が必要です。
・漢方薬やED治療薬、抗うつ薬などが処方されることもあります。
・著しく男性ホルモンの値が低く、症状が強いときには、テストステロン補充療法(テストステロンの筋肉注射を2~4週間おき)を行います。定期的に採血でフォローも行います。保険適応の治療です。
 

ご予約はこちらからも承ります。



文責:磯野誠 
所沢いそのクリニック 内科・泌尿器科・女性泌尿器科
埼玉県所沢市東所沢2-24-8
04-2951-2200