精液検査(当日結果説明)

通常の精液検査では、精液量・精子濃度・運動率・正常形態率などを調べ、WHO(世界保健機関)の正常精液の下限基準値と比較しています。1mlの精液の中に存在する精子の数を精子濃度といい、その中で前進運動をしている精子の濃度を前進運動精子濃度と呼び、SMI(後述)測定に最も深く関与しています。

精液検査について

※ WHOの調査では、検査結果は体調不良やストレス等により大きく変わることがわかっています。1回目の検査で虚弱に分類されてしまった場合でも、喫煙/飲酒/睡眠不足/ストレスなどを解消して再検査を受けることで、正常値を得られることがあります。体調管理を心がけて再検査を受けることをお勧めします。

SMI(Sperm Motility Index)とは

SMIとは、MES社が30年以上前に設けた基準で、運動精子濃度と精子平均速度を組み合わせて数値化したものであり、精子の状態が良好であるほど高い値が示されます。一般的にはSMI 80(以上で良好)を基準値として定め、受精方法を決める重要な指標の一つとして海外および国内でも広く認知されています。

男性不妊症とは

男性不妊症とは、不妊の原因が男性側に存在するものを指し、一般的に不妊原因の約50%は男性側にあるといわれています。当院が使用している精液検査機器(SQA-iO)では基本的な精子濃度や運動率、また人の目では測れない高速前進運動精子濃度やSMI(Sperm Motility Index)など含め計15項目測定することが可能です。

当院で精液検査を受けられる方へ

当院には採精室がございません。精液検査を希望される方は、原則として検査当日にご自宅で精液を採取していただき、持参していただきたく存じます。検体容器にお名前・採取時間を記入してください。

容器について:

  • 100円均一ショップ等で入手できる蓋付きのプラスチック容器(深さは5cm以内)をご利用ください。
  • 事前に当院で容器を差し上げることも可能です。
  • 食べ物や飲み物が入っていた容器は使用をお控えください。

採取方法:

  • 採取前2~5日間の禁欲期間(射精しない期間)を設けてください。
  • マスターベーションによって容器に全量を採取してください。

持参について:

  • 精液を採取された後、2~3時間以内に当院へお持ちください。
  • 保冷剤等は使用しないでください。

ご使用後の容器は当院で厳重に破棄いたします。

検査の流れ

料金

7,000円(税込)

当日結果説明が可能(1時間程度で結果が出ます)

※ 1回の受診ごとに別途、手技料1,000円(税込)をいただきます。

この記事を書いた人
院長 磯野誠

 
略歴
・防衛医科大学校卒業 医師免許取得
・研修医(防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院)
・陸上自衛隊武山駐屯地医務室(神奈川県横須賀市)で総合診療に従事
・専修医(防衛医科大学校病院)で泌尿器科診療に従事
・陸上自衛隊善通寺駐屯地医務室(香川県善通寺市)で総合診療に従事
・防衛医科大学校医学研究科
・デュッセルドルフ大学泌尿器科学講座(ドイツ連邦共和国)で泌尿器科がんの研究に従事
・陸上自衛隊第11旅団司令部(北海道札幌市)医務官
・恵佑会札幌病院泌尿器科、札幌医科大学病理学第一講座で泌尿器科がんの診療・研究に従事
・我孫子東邦病院泌尿器科で女性泌尿器科・前立腺肥大症・尿路結石の診療に従事
・所沢いそのクリニック開院

資格・所属学会
・医学博士
・日本泌尿器科学会 専門医・指導医
・日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医
・日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 泌尿器ロボット支援手術プロクター(手術指導医;前立腺・膀胱、仙骨膣固定術)
・日本内視鏡外科学会 技術認定医
・日本透析医学会
・日本生殖医学会
・日本メンズヘルス医学会 テストステロン治療認定医
・ボトックス講習・実技セミナー(過活動膀胱・神経因性膀胱)修了
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア講習修了
・臨床研修指導医

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