こんにちは!院長の磯野 誠です。 今回は、「診断後の流れ」と、よくある疑問「前立腺肥大症との違い」についてお話しします。
検診で「要精密検査」となっても、焦らず正しい手順を踏めば大丈夫です。
前立腺がんが見つかるまでのステップ
血液検査でPSAが高い場合、いきなり手術などの治療になるわけではありません。段階を踏んで確認していきます。
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PSA検査(血液検査): スクリーニングの入り口です。
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MRI検査(画像検査): 前立腺の中にがんの疑いがある場所がないか確認します。
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前立腺針生検: 組織を一部採取して顕微鏡で調べます。ここで初めて「確定診断」となります。
治療法に「たった一つの正解」はありません
もしがんと診断されたとしても、治療法は一つではありません。 がんの進行度、年齢、ライフスタイルに合わせて、最適な方法を選んでいきます。
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アクティブサーベイランス(監視療法): 進行が非常にゆっくりな場合、あえて治療をせず、定期検査で様子を見るという選択肢もあります。
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手術・放射線治療: がんを取り除く、あるいは死滅させることで根治を目指します。
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ホルモン療法: 男性ホルモンの働きを抑えてがんの増殖を防ぎます。
「仕事を続けたい」「体への負担を減らしたい」など、患者様のご希望に寄り添いながら方針を決めていくのが、現代の治療スタイルです。
「前立腺肥大症」と「前立腺がん」は別物です
よく混同されますが、この2つは全く別の病気です。
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前立腺肥大症: 加齢とともに前立腺が大きくなる良性の変化。命には関わりませんが、おしっこの悩みが出やすくなります。
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前立腺がん: 細胞が悪性(がん)に変化するもの。
「肥大症があるからがんになる」わけではありませんが、両方が同時に存在することもあります。だからこそ、専門医による見極めが必要なんです。
備えあれば憂いなし
前立腺がんを 「絶対に防げる方法」はありませんが、知識を持ち、定期的に検査を受けることで、命を守ることは十分に可能です。
当院では、患者様一人ひとりの不安に寄り添った医療を提供しています。
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PSAの値が少し気になる
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周りで前立腺がんになった人がいて不安
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最近、トイレが近くなった気がする
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。 早期発見と安心のために、私たちが全力でサポートいたします。
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